ABOUT
兵庫県淡路島で、元禄時代から昭和の初期まで、酒蔵として繁栄した土地の歴史を引き継ぎ、
江戸時代から伝わる伝統的な製法、生酛造りでのどぶろく醸造を始めました。
長い間休眠していた酵母たちを再び呼び起こし、自然発酵したどぶろくがこのたび出来上がりました。
このどぶろくを醸造するにあたり、道具や環境、素材に重きを置きました。
仕込みは、大谷焼き(徳島県鳴門市)で焼き上げられた3石(約540ℓ)の大甕を使用します。
糀を醸す部屋は、芝や薪で室内を温め、糀蓋を使い少量ずつ、2昼夜かけて醸します。
使用するお米は、無農薬です。大切なお米を余すことなく、砕いた糠ごと仕込んでいます。
伝統という歴史の後押しと、土地が持っている力から出来たどぶろくを嗜んでみませんか?
『験なき 物を思はずは一坏の濁れるを 飲むべくあるらし』